平成30年分相続税の申告状況について

e-倉

2019年12月24日 08:48

長らくブログをお休みしてしまいました、、、

これからは更新できるように頑張ります!


さて今日の内容は

国税庁から公表された平成30年中に亡くなられた方に係る

相続税の申告状況についてです。

平成30年1月1日~12月31日までに亡くなられた人数は1,362,470人で

平成29年が1,340,397人でしたので22,073人の増加となりました。

また実際にこの亡くなられた方の中で

平成30年の相続税の課税対象となった人数は116,341人で

平成29年が111,728人でしたので4,613人の増加です。

亡くなられた方のうち、相続税の課税対象になる方の割合は

平成30年は8.5%、平成29年は8.3%と0.2ポイントの増加です。


平成27年1月1日から相続税の大改正があり

基礎控除が従前の6割ほどになってしまった影響で

相続税の対象になる方が倍増しております!

(ちなみに平成26年(改正前)のデータですと

相続税の課税対象になる方の割合は4.4%でした。)

以前は相続税はある程度の富裕層の方が対象の税金でしたが

改正後は比較的一般的な家庭でも対象になってきました。

老後2,000万円問題などが今年は話題になりましたが

老後のために貯金していて自宅もある方ですと

それだけで基礎控除を超えてしまうということもあります。

自分の死んだ後の事というのはあまり考えたくない事だと思いますが

「立つ鳥跡を濁さず」という言葉もありますので税金のことに限らず

少しご自身の相続(亡くなった後)の事について

考えてみてはいかがでしょうか

高林会計では相続税の申告のみならず

相続税の試算や、相続対策などの相談もお受けすることができます。

お困りごとがあれば是非お声がけください!